2010年10月11日月曜日

強風の絶景

2010年9月25日、山口県の角島にツーリングに行ってきました。
朝6時半に広島市内の西広島バイパスに即する佐方パーキングに集合。
バイクの時計の設定が30~40分早くついちゃったので、とりあえずカップ麺を食べて意外と寒い風で冷えた体を温めて・・・。


まず最初の目的地は、山口県美祢市秋芳町にある「別府弁天池」。

広島からは周防まで国道2号線を走り、そこから国道376号をひたすら快走。
ほとんど信号のないこの道は非常に快適で秋めいた風を切って走るのがとても気持ち良かったです。
あとは山口市内に入り、国道435号で秋芳町についたわけで。


ここは全国名水百選に選ばれたところで、到着したのは11時前でしたが、すでに多くのお客さんが代わる代わるボトルに名水を汲んでいました。


湧き出る源流は大きな池となっており、青く澄んだ水はとても綺麗でしたよ。




つぎの目的地は、「千畳敷」。
秋芳町から、長門に出て、国道191号を走り、山口県長門市日置中へ。
標高330mの高台に広がる草原の地で、眠下に碧くひろがる外海を眺め,遠く日本海の青海島を望むことができるこの千畳敷。
広い駐車場に到着したのは昼過ぎで、軽くお腹にいれとこうと、コンビニで買った軽い昼食を広げるために立ち寄ったのですが、期待以上の絶景で、とりあえずバイクを並べて写真を1枚。


風邪が常に吹き付けるこの高台の周囲には何基もの風力発電設備が並び、目の前に広がる大パノラマには圧巻。


コンビニ袋が飛んでいきそうな強風でゆっくり昼食を食べるには色々大変だったけど、とっても贅沢な昼食をとれた気がしました。



[千畳敷(センジョウジキ)]
〒759-4402 山口県長門市日置中
山口県観光連盟Web http://www.oidemase.or.jp/db/a/detail.php?id_num=35211aa0000001793


次の目的地は、本日の本命、「角島」。
山口県下関市豊北町にある島に、白い砂浜の本土からエメラルドグリーンの海の上を走る1本の橋が魅力的な島です。

まずはお約束。橋手前の高台から記念写真。


代わる代わる写真を撮る観光客に高台は一杯。
前に雨の日に車で来たことはあったのですが、やはり晴れの日のもんですね。
とても綺麗な風景が広がり、行った甲斐があったというものです。

早速楽しみにしていた橋を渡り、終着地の灯台へ。


わたってみると、ちょっと風邪が強すぎたのもあって、気持ちよいというよりは、風邪がキツイという感想になってしまいましたが、それでも爽快なものは爽快で、やっぱり良いところでした。
この橋は、車で走るよりは二輪で走ることを私はオススメします。


[角島/角島大橋]
山口県下関市豊北町
角島ナビ http://tsunoshima.info/
山口県観光連盟Web http://www.oidemase.or.jp/db/a/detail.php?id_num=35201aa0000002759




角島を渡り戻ってきたのはすでに15時半過ぎ。
軽い昼食だけでは、お腹ペコペコというのもあり、本日の第二の本命、「瓦そば」を食べに、川棚温泉へ。


茶蕎麦を瓦で焼き、出汁につけて食べるスタイルのもので、写真で二人前。
二人前ということは、ペアになる人が問題なわけで、「わんぱく・大食い」な人とペアになれば、こちらの領土を侵食されかねないので、そうそうに座る席をチョイス。安心して食べれました。

食後は、川棚のクスの森にある、国指定天然記念物のクスの木を見に。


いや、これも圧巻。大樹です。

登ってみたい衝動を抑えつつ、戦国時代にこの木の根元に埋葬された名馬を森霊馬神として祭られ、神聖な雰囲気もかもし出しながら、なにやらトトロに出会えそうなファンシーな気分にも浸れるこの場所に、癒されました。


さて、時間は16時過ぎ。
あとは、高速でひたすら帰るだけです。約3時間の帰路。
風避けとなるカウルが一切ない車両と、風の抵抗をモロにうけるヘルメットでの3時間は、「辛い」の一言。
でも、とりあえず無事に帰宅。

全工程501kmの走行となった今回のツーリング。最後だけドッと疲れた気がしました。
でも、また回りたいルートです。はい。