2011年8月15日月曜日

四国成分補充

そうだ!うどんを食べよう!
という事で、急遽四国へ出発。

讃岐うどんといえば、香川県なんだけど、今回の目的地は、高知県幡多郡黒潮町入野にある「いろりや」さんに。
こちらのお店は、オイラにとってのキングオブ讃岐うどんなお店。
前回行った時は、セルフのお店になってたのだけど、その後お店の方から、MyBlogに通常店になりましたとのコメントを頂いていたので、是非ぜひいかねばということで行って来ました。

高知県へのルートは、広島から高速道路でしまなみ街道を通り、今治へ。
今治から宇和島まで高速を走って・・・っておもったのだけど、大・大渋滞で、伊予ICで早くも高速道路を離脱。
そこから、56号で大洲まで行き、その後は山の中の県道を走って四万十まで・・・という寸法。

四国の山の中を走っていると、なにやら「サバハウス」を発見。
焼きサバが中にあります!看板とともに、もくもくと煙があがっているのをみて、止らないわけにはいかんですよ。


軽く満腹気味な気もしながら、四万十を下り、「いろりや」さんに到着。

------------------------------
いろりや
住所 高知県 幡多郡黒潮町入野558-2
TEL 0880-43-3838
営業時間 11:00 ~ 20:00
------------------------------


早速、「大根ぶっかけうどん」を注文。
待たずしてテーブルにうどんが!

やっぱり、キングオブうどんなのです。旨いですよ。


そして、調子にのって、「かまたまうどん」も発注。


素材がいいと、どんなアレンジをしても旨いですねぇ。かまたまは、初めて注文しましたけど、これもまた旨いのです。



その後はですね、宇和島に移動して、宇和島城を見学に。

お城は下から見上げる位置にあるってことで、


石段が長い。キツイ。暑い。


天守につくころには、汗だく。熱中症になりかねない暑さですよ。


中に入ると、暑いのは暑いのですが、格子窓から入ってくる風は気持ちよくて、エアコンが無い時代の知恵を感じました。


天守からは町を一望。実は受付の方から、閉館間際なので早急に見終わるように言われていたので、あまりゆっくりできず急ぎ足での観光となったのです。




そこからは、愛媛県の松山に移動。
早速ホテルにチェックインしてから車を置き、ここからは市内電車での移動。
広島の市電と一緒で、150円で乗車できるのです。広島とまったく同じなので、まったく違和感もなく乗車。
広電もそうですが、こちらもICOCAなどのJR系のICカードが使えないのです。使えるととっても便利なのですけどね。


とりあえずホテルからJR松山駅に移動。
行き先は、松山駅近くの、「レストラン北斗」さんに。


こちらで頂いたのは、「鯛めし」。一般的な鯛めしは炊き込みご飯風なんでしょうかど、ここで頂いたのは、宇和島と同様の海鮮丼系の鯛めし。
宇和島と違うのは食べ方で、前者がほとんど海鮮丼式に対し、松山では醤油と出しに生卵を混ぜて、鯛の刺身をそれに潜らせご飯とともに頂くというもの。
食べ方の違いあれども、他県とは違った独特の鯛めしスタイルなのですね。


その後は「道後温泉」に移動。道後温泉に来るときはいつもは18時前後に来るのだけど、今回は21時前に来たのがいけなかったのか、本館前には長蛇の列。
ちょっとげんなりしたので、今回は一度も行った事のない、椿の湯へ。
内装は本館とほぼ同じ。脱衣所も広く、休憩室も広く、ある意味こちらのほうがゆっくりできます。
初めての方は本館。そうじゃなかったら、椿の湯も良いですね。





2日目。

今回の旅のプランナーのたっての希望で、今回は城尽くし。
2日目は、朝から松山城に登城。


登城には徒歩ルートと、ケーブルカールートの2種類があり、熱中症になってはもともこうもないので、楽らくなケーブルカーコースを選択。


10分もたたないうちに、丘の上に到着。ケーブルカー駅からは天守まで徒歩約10分。
早朝なのにすでに暑い・・・。へとへとになりながら天守までたどりつくと。


でかい!


迫力!


すげぇ。


カッケー。


たかーーーーい!

意外と楽しんじゃいまして。城ってなんかすごいもので迫力がありました。
地元の広島城は、内装が改装さて近代風の展示館となってますが、昔のままのお城は、色々感じ入るものがありますね。
ただ、階段がとても急なので、足腰の悪そうなお年寄りが目の前を登ってると、ハラハラしてしまいました。



上るときはケーブルカーを利用したのですが、下りはリフトを利用。
リフトは下に雪があるときしか乗った事がなかったのですが、夏のリフトも面白いです。


続いては、四国88ケ所の霊場、「石手寺」に。


ゆっくり境内を・・・とおもっていたのだけど、時計を見るとプランナーが予約した昼食をとるお店の予約時間が迫っていることが判明。
そそくさと、石手寺をあとにして、向かったのは、


三津浜の鯛めし屋さん「鯛や」さんへ。


建物は文化庁登録の有形文化財だそうで、なかは昭和を彷彿される昔ながらの日本家屋。


出てくる鯛めしは、炊き込み系で、お刺身と鯛のお頭入りのお汁付なのです。
つきだしのひじきは、柔らかく上に乗せられた梅肉がとてもアッサリして旨いです。
鯛飯はお櫃にてんこ盛り。お上品に茶碗1.5杯分くらいしか装えないお店はよくありますが、鯛やさんは、がっつり食べれる系でとても満足。
ホクホクの鯛の身とご飯がとてもあって、旨いのです。

実は石手寺でお餅を食べてたというのもありますが、おなかははちきれそうで、満足満腹でした。



その後は城尽くしのしめくくりで、今治城へ。


こちらの今治城は、内部は鉄筋コンクリート系の近代建築。
階段が普通の階段なので、上りやすいのですが、松山城を見たあとだと、ちょっと物足りないですね。


ただ、天守から見る風景は、相変わらず絶景です。
このお城の特徴は、堀が海と通じているようで、何の魚かわかりませんでしたが、訪れた際も、堀で魚が飛び跳ねていました。



そろそろ夕方。

どうやって帰ろうかと考えていて思いついたのが、しまなみ街道ではなく、とびしま街道を行こうというもの。
今治からは、岡村島までフェリーで渡り、昨年開通した橋をわたって、広島まで戻ろうというコース。・


フェリーは、大下島へ渡り、小大下島へ、そして岡村島へ。


途中の航路は来島海峡大橋の下をくぐります。はじめてしまなみ街道の橋の下をくぐりましたが、橋の下はデコボコがなくつるつるなんですね。
風対策なんかなのでしょうか。これまた迫力のある景色で、このルートもありかなと思います。


そして岡村島へ到着。ここからは、橋をたどって広島県呉市まで戻ることができます。


うどんを食べに行こうということから、どちらかというと城めぐりな旅になりましたが、
新たなルート開拓もでき、今後のツーリングルート選定のいい取材にもありました。

秋にはまた高知に行こうと思うので、今からツーリングプランを作成です。