2011年9月25日日曜日

2011年9月24日。
今日は久々に一人ツーリング。 この前仕事で通った道が今度ツーリングにいいなぁと思っていたので、久々の快晴の週末を利用して、プチツーリングに出発。

広島市内を出発して、しばらく国道2号線を走行。相変わらず渋滞する宮島街道を水温系MAXで絶えながら抜けると、その後はすいすいと走れます。
なーんか全体的に流れが遅いなぁと思ってると、そういえば交通安全週間中。あちこちに速度計測をする某公務員さんたちや白黒パンダカーがうようよ。自重した安全運転でツーリングです。

2号線を走り岩国に入ると、国道187号線に分岐。


綺麗に透き通った錦川沿いを北上。
とまると日差しが暑いのだけど、走ると風が若干冷たい。
いや、もう寒い!?

187号ほ北上すると、六日市。
六日市からは、島根県の県道12号へ。
左右に田が広がる広い道。県道12号最高!と思ったのもつかの間。

どんどん狭くなって、どんどん絶景になり標高が高くなって、どんどん道路にコケが増えてきて、どんどん砂や石が多くなって・・・・。
ゆっくり走りたいんだけど、どんどん車のドライバーさんが譲ってくれて・・・。
久々にがんばって走ったので、腕や足が痛いのです。

そんなこんなで、山口県周南市の「鹿野」に到着。
今回の目的地は、「鹿野ファミリーランド」さんで、鮎を食べよう!ということで。



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鹿野ファミリーランド 
[所在地] 山口県周南市大字鹿野上字下渋川
[営業時間] 10~19時
[定休日] 水曜(祝日の場合は営業)
[交通機関]
公共機関 JR山陽本線徳山駅から バス 60分「鹿野」下車後、 米山行きバス7分「石船温泉」下車徒歩10分
自動車 中国自動車道鹿野ICから10分
[問い合わせ]
電話 0834-68-3271
鹿野ファミリーランドさんでは、釣堀と川魚料理が楽しめるということで、伺った日も、ワイワイを釣堀を楽しむ一行が。一竿200円で、あとは釣った魚を買い取るか、調理してもらって食べれるというシステム。もちろん、釣らなくても食べることはできます。


今回食べたのは「鮎定食」。まるまる太った鮎が2匹ほど串刺しです。
んはっ、旨い。

お食事は店内と外(屋根あり)のどちらかで可能。
どちらも、横には綺麗な小川を眺めることができます。


おなかも満腹になったところで、道中かるく寒かったというのもあり、近くにある温泉へ。
向かったのは、「憩いの家 石船温泉」さん。



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外気温も涼しく、湯温もそうたかくないので、ゆっくりと満喫。
体もあたたまったところで、そろそろ家路につくためUターンです。

憩いの家石船温泉 

[所在地] 山口県周南市大字鹿野上字下渋川
[立寄入浴]
(市内) 60歳以上 200円 / 大人 400円 / 中学生以下 100円 / 小学生未満-無料
(市外) 大人 600円 / 中学生以下 200円 / 小学生未満 無料
(立寄入浴利用時間) 11時~21時
[定休日] 毎週火曜日、年末年始、その他(盆休)
[交通機関]
公共機関 JR山陽本線徳山駅から バス 60分「鹿野」下車後、 米山行きバス7分「石船温泉」下車
自動車 中国自動車道鹿野ICから10分
[問い合わせ]
石船温泉 (0834-68-2542)


温泉からは、一度鹿野の中心部にでて、そこから県道9号線でひとまず美川方面へ。
途中県道41号でダムを散策しようとおもったのだけど、災害復旧の為通行止めとのこと。
それはどうしようもないので、そのまま9号線を直進。
県道12号とくらべればまだましなものの、木々の木漏れ日が地面に映り、路面がまぶしくよくわからない箇所が多く、木漏れ日かとおもいきや、砂や石、そして水だったりして、気を抜くとリアタイヤが軽くスライドしちゃう状態。
神経集中して、ここもライディングなのです。
途中ダンプトラックの運転手さんが気を利かして道を譲ってくれたので、ありがとうと手を振ると、気さくにそれに返してくれて、いよっ!プロドライバー!って感じ。
最近通勤路を走るダンプの運転手につめの垢煎じて飲ませてやって欲しい!
県道9号と69号を抜けると、朝走ってきた国道187号にぬけるのです。
ここからは、行きに走った道を戻るだけ。

国道187号を走ると、錦川にかかる綺麗な橋が。


これは、渓谷を抜ける、「JR桑名駅」と対岸を結ぶ橋で、この橋がないと駅にたどり着けないのです。




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駅構内はこんな感じ。訪れたのは15時くらいだけど、山陰に隠れてずっと日陰なのもあり、空気は肌寒く、もう1枚上に羽織りたいところ。


いたるところに、


「ハミがいます」って書いてあって、「ハミ」ってなんだろうと思っていたところ、


「マムシがいます」って書いてあって、ハミのその類かと納得。
かえって「ハミ」をぐぐってみたけど、馬具のハミや、ハミ○○などしか出てこず、ようやくたどり着いたのは、「ハミ=マムシ」だっていうこと。この辺では、マムシというより、ハミの方がメジャーなのかな?

その後は、187号で岩国まで戻り、岩国ICから高速道路で帰宅。
走行距離は、往復243キロ、片道3.5時間(下道)の旅。

今度は、釣堀をして川魚を満喫しないとね。

2011年8月15日月曜日

四国成分補充

そうだ!うどんを食べよう!
という事で、急遽四国へ出発。

讃岐うどんといえば、香川県なんだけど、今回の目的地は、高知県幡多郡黒潮町入野にある「いろりや」さんに。
こちらのお店は、オイラにとってのキングオブ讃岐うどんなお店。
前回行った時は、セルフのお店になってたのだけど、その後お店の方から、MyBlogに通常店になりましたとのコメントを頂いていたので、是非ぜひいかねばということで行って来ました。

高知県へのルートは、広島から高速道路でしまなみ街道を通り、今治へ。
今治から宇和島まで高速を走って・・・っておもったのだけど、大・大渋滞で、伊予ICで早くも高速道路を離脱。
そこから、56号で大洲まで行き、その後は山の中の県道を走って四万十まで・・・という寸法。

四国の山の中を走っていると、なにやら「サバハウス」を発見。
焼きサバが中にあります!看板とともに、もくもくと煙があがっているのをみて、止らないわけにはいかんですよ。


軽く満腹気味な気もしながら、四万十を下り、「いろりや」さんに到着。

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いろりや
住所 高知県 幡多郡黒潮町入野558-2
TEL 0880-43-3838
営業時間 11:00 ~ 20:00
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早速、「大根ぶっかけうどん」を注文。
待たずしてテーブルにうどんが!

やっぱり、キングオブうどんなのです。旨いですよ。


そして、調子にのって、「かまたまうどん」も発注。


素材がいいと、どんなアレンジをしても旨いですねぇ。かまたまは、初めて注文しましたけど、これもまた旨いのです。



その後はですね、宇和島に移動して、宇和島城を見学に。

お城は下から見上げる位置にあるってことで、


石段が長い。キツイ。暑い。


天守につくころには、汗だく。熱中症になりかねない暑さですよ。


中に入ると、暑いのは暑いのですが、格子窓から入ってくる風は気持ちよくて、エアコンが無い時代の知恵を感じました。


天守からは町を一望。実は受付の方から、閉館間際なので早急に見終わるように言われていたので、あまりゆっくりできず急ぎ足での観光となったのです。




そこからは、愛媛県の松山に移動。
早速ホテルにチェックインしてから車を置き、ここからは市内電車での移動。
広島の市電と一緒で、150円で乗車できるのです。広島とまったく同じなので、まったく違和感もなく乗車。
広電もそうですが、こちらもICOCAなどのJR系のICカードが使えないのです。使えるととっても便利なのですけどね。


とりあえずホテルからJR松山駅に移動。
行き先は、松山駅近くの、「レストラン北斗」さんに。


こちらで頂いたのは、「鯛めし」。一般的な鯛めしは炊き込みご飯風なんでしょうかど、ここで頂いたのは、宇和島と同様の海鮮丼系の鯛めし。
宇和島と違うのは食べ方で、前者がほとんど海鮮丼式に対し、松山では醤油と出しに生卵を混ぜて、鯛の刺身をそれに潜らせご飯とともに頂くというもの。
食べ方の違いあれども、他県とは違った独特の鯛めしスタイルなのですね。


その後は「道後温泉」に移動。道後温泉に来るときはいつもは18時前後に来るのだけど、今回は21時前に来たのがいけなかったのか、本館前には長蛇の列。
ちょっとげんなりしたので、今回は一度も行った事のない、椿の湯へ。
内装は本館とほぼ同じ。脱衣所も広く、休憩室も広く、ある意味こちらのほうがゆっくりできます。
初めての方は本館。そうじゃなかったら、椿の湯も良いですね。





2日目。

今回の旅のプランナーのたっての希望で、今回は城尽くし。
2日目は、朝から松山城に登城。


登城には徒歩ルートと、ケーブルカールートの2種類があり、熱中症になってはもともこうもないので、楽らくなケーブルカーコースを選択。


10分もたたないうちに、丘の上に到着。ケーブルカー駅からは天守まで徒歩約10分。
早朝なのにすでに暑い・・・。へとへとになりながら天守までたどりつくと。


でかい!


迫力!


すげぇ。


カッケー。


たかーーーーい!

意外と楽しんじゃいまして。城ってなんかすごいもので迫力がありました。
地元の広島城は、内装が改装さて近代風の展示館となってますが、昔のままのお城は、色々感じ入るものがありますね。
ただ、階段がとても急なので、足腰の悪そうなお年寄りが目の前を登ってると、ハラハラしてしまいました。



上るときはケーブルカーを利用したのですが、下りはリフトを利用。
リフトは下に雪があるときしか乗った事がなかったのですが、夏のリフトも面白いです。


続いては、四国88ケ所の霊場、「石手寺」に。


ゆっくり境内を・・・とおもっていたのだけど、時計を見るとプランナーが予約した昼食をとるお店の予約時間が迫っていることが判明。
そそくさと、石手寺をあとにして、向かったのは、


三津浜の鯛めし屋さん「鯛や」さんへ。


建物は文化庁登録の有形文化財だそうで、なかは昭和を彷彿される昔ながらの日本家屋。


出てくる鯛めしは、炊き込み系で、お刺身と鯛のお頭入りのお汁付なのです。
つきだしのひじきは、柔らかく上に乗せられた梅肉がとてもアッサリして旨いです。
鯛飯はお櫃にてんこ盛り。お上品に茶碗1.5杯分くらいしか装えないお店はよくありますが、鯛やさんは、がっつり食べれる系でとても満足。
ホクホクの鯛の身とご飯がとてもあって、旨いのです。

実は石手寺でお餅を食べてたというのもありますが、おなかははちきれそうで、満足満腹でした。



その後は城尽くしのしめくくりで、今治城へ。


こちらの今治城は、内部は鉄筋コンクリート系の近代建築。
階段が普通の階段なので、上りやすいのですが、松山城を見たあとだと、ちょっと物足りないですね。


ただ、天守から見る風景は、相変わらず絶景です。
このお城の特徴は、堀が海と通じているようで、何の魚かわかりませんでしたが、訪れた際も、堀で魚が飛び跳ねていました。



そろそろ夕方。

どうやって帰ろうかと考えていて思いついたのが、しまなみ街道ではなく、とびしま街道を行こうというもの。
今治からは、岡村島までフェリーで渡り、昨年開通した橋をわたって、広島まで戻ろうというコース。・


フェリーは、大下島へ渡り、小大下島へ、そして岡村島へ。


途中の航路は来島海峡大橋の下をくぐります。はじめてしまなみ街道の橋の下をくぐりましたが、橋の下はデコボコがなくつるつるなんですね。
風対策なんかなのでしょうか。これまた迫力のある景色で、このルートもありかなと思います。


そして岡村島へ到着。ここからは、橋をたどって広島県呉市まで戻ることができます。


うどんを食べに行こうということから、どちらかというと城めぐりな旅になりましたが、
新たなルート開拓もでき、今後のツーリングルート選定のいい取材にもありました。

秋にはまた高知に行こうと思うので、今からツーリングプランを作成です。

2011年6月19日日曜日

DUKE125

5月8日は、岡山国際サーキットで行われた、KTM の DUKE125 の試乗会に行ってきました。


第一印象は、ほんとちっちゃいDUKE。
ついているパーツは価格が価格だけにブランド品がついているわけではないけれど、構造そのものは 690SM/DUKE のそれと同じ。
それをギュッと小さくした感じ。
690ではつま先立ちなオイラだけど、DUKE125は両足がべったり地面について、安心設計。

フロントには日本国内で第二種原動機付自転車が装着する「白いシール」が。
あらためて、小排気量なんだなと思うわけで。



試乗は極めて簡単な手続きで、「ハイ、3週ご自由にどうぞ」形式。
ここのところ、小排気量のバイクなんて乗ったことがなかったので、いざ自分の順番がやってきて乗ってみると、昔カワサキのKSR2に乗ってたこををふと思い出してしまうのです。
さすがに車重が小さく軽く、かつ2ストのKSRと比べるのもどうかとはおもうけど、さすがに低回転でのパワーは多くは望めないですね。
いや、あたりまえの事なんですが、KTMが万を辞して出してきたDUKE125に、過大な幻想を抱いていたんじゃないかと言われれば、首を立てに振らざるを得ないテンションで乗ったので、ちょっと複雑な気持ち。
まぁ、普段が600ccクラスの車両に乗ってますので、小排気量の車両にのったら、どれにのっても、そう感じるのだとおもいますけどね。


(写真はご一緒したmotoさん)



ただ、高回転になるとさすがさすがで、DUKE125の本領発揮!
良い意味、125には勿体無いくらいシャーシがしっかりしているので、試乗コースをもっと広くして走らせて欲しい!と思ってみたり。
排気音なんかは、あのまま出荷してくれるのかは別としても、ノーマルで結構いい音してますんで、走ってる気満喫できるんじゃないでしょうか。


エンジンには、RACING の刻印が!。車検のない125ccだけに、これからアフターパーツなど、色々遊べるようになってくるのでしょうね。

個人的には、これをベースに、125Enduro なんであってもいいんじゃないかと・・・。



ただ、この日は暑かった・・・。

2011年5月6日金曜日

2011 スマホをお供に、九州四国ツーリング

今年んの5月の連休は、3・4・5日で、恒例の九州・四国ツーリングに。
さしあたり九州に渡るために、徳山港から「スオーナダフェリー」さんを利用し、竹田津を目指すことに。

今回は、バイク3台と車1台で出発。ゴールデンウィーク真っ只中の九州に突入するのに、バイクと車が一緒に行動は難しいだろうということで、


参加者の大半が所有するスマートフォンに、「Google Latitude」を導入。
お互いの位置を確認できるので、はぐれても安心。
しかも、今回は出発前に事前準備は一切なし。道の下調べなど一切なしに、スマートフォンのナビにお任せのため、バイクからの電源供給のための装備も整備。
実際電源は去年USBポート付のシガーソケットを整備したけど、電源の安定供給ができなかったので、ちょっと手を加えて出発。まぁそこのお話はまたの機会にでも。

早速バイク組は徳山港、車は高速で下関経由の九州入りに別れ行動。


高速1000円などさまざまな要因から、フェリー航路の廃止などの中、こちらのフェリー会社も少なからず影響があるようで、去年と比べても大幅な減便。
それもあって、確実に7時台の便に乗るために、広島を朝5時に出発。
そんなかいもあり、おかげさまで一番乗り。

徳山から出航し、バイク組は楽々寝ながら移動。その間も車組は一所懸命走っているわけで、その間「Google Latitude」で随時監視w
車の移動状況を把握しながら常に最適な道の選択をできるこの快適感。もはやプライスレス。

竹田津港に到着の頃には、車組は宇佐を走行中だったので、国道213号から、国道10号、そして大分自動車道を使い、颯爽と最初の合流ポイントである、「岩下コレクション」へ。


前から失礼ながら怪しげな建物があるなぁと認識はしていたのですが、今回初めての岩下コレクションに。
世界のモーターサイクル歴史館や昭和レトロ館など、「ビンテージ」というに等しい車両や小物などが並び、ぐるっと見渡すだけでも子一時間。
なかなか楽しめましたよ。

続いては、やまなみハイウェーを走り、黒川へ。
岩下コレクションを出ることからポツポツと雨が。
雨の降る県道11号を走り、グルグルなるおなかを満たしに、「自然薯料理やまたけ」さんに。
黒川温泉に面する自然薯の専門店で、自然薯尽くしの精進料理をいただけます。


テーブルの中央には前のお客さんが使った後か、残った炭火が雨で冷えたからだを温めてくれるわけで、
おいしい食事におなかも満たされよい気分です。


その後は、露天めぐり25周年の黒川温泉。
例によって購入すれば、3箇所まで好きな温泉に入れちゃう「入湯手形」をゲット。
今年で4枚目の手形になるので、全部で12箇所となるのですね。夕方から、組合の閉まる18時までの時間制限があるかたちの入浴となったので、もはやヤッツケ状態になっちゃいましたが、新たな温泉3箇所堪能しました。
黒川を発ったのは18時ギリギリ。今晩の宿のご飯が19時までなので、急いで宿に。


雨の中、国道442号を走り、本日の宿「久住高原荘」さんに到着。
颯爽とチェックインをすませ、


飯。
なんか、年々豪華になっている気もしないでもないこのお宿のディナー。
お昼の自然薯がまだしっかりとおなかを満たしていたので、ディナー感触で、おなか限界。幸せなことです。
食事の後は、まったくノープランの2日目の予定を会議しながら、ついついうとうと。
こんな感じで1日目は終了となりました。




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ツーリング2日目。
去年までは和食オンリーでしたが、今年からはバイキング方式で、パンを選ぶことも可能に。
すっかり快晴の2日目のスタートです。

まずは過去に行ったことのなかった、「南阿蘇へ」。



宿のある国道442号から、県道11号のやまなみハイウェイに。
11号をずっと南下し、まずは阿蘇山頂を目指す。
ここ数年は火山活動により山頂にいけなかったのですが、今年はどうだろう。まったく調べずに出発したのですが・・・。
やっぱり、今年も山頂にはいけず。
そこで駐車料金がいるので入ったことのなかった、「草千里レストハウス」によって、おみやげ物を物色。
煙を噴出す山頂と黄砂が舞い透き通らない空気感の絶景をみながらしばしマッタリ。

そこからは、県道111号「阿蘇パノラマライン」を南へ下り、南阿蘇へ向かいました。

ここでもGoogle Latitudeは大活躍。
休日の草千里は毎度大渋滞になるのですが、今回は車組がいる以上、それに巻き込まれるのは必至。
当然のことながらバイク組が早く目的地につくのですが、同じ待つのでも、当てもなく途方にくれて待つよりは、
相手の場所を確認しながら、「あっ、いまどこどこの信号を曲がった!」とか待つと、意外と楽しいものです。


向かったのは、「あそ望の郷くぎの」。
ここでは、なんでも阿蘇の名物「あか牛」を頂こうということで、焼肉ランチに参りました。


そうとう待たされることを覚悟していたのですが、予想以上に早くお肉が登場。
広大な阿蘇で放牧されたあか牛は、無駄な脂肪分が少ないことと、和牛本来の風味が豊かで、しかも柔らかいのが特徴とのことで、
その期待を裏切らないお肉をほお張らせて頂きました。
いや、柔らかい。柔らかいですよ、国産牛!


その後は南阿蘇の名水、「白川水源」に。


南阿蘇は水の豊かな土地で、結構な数の水源地が周辺にポツポツと。
今回はそのなかの「白川水源」にいってみることに。
予想ではもっとひっそりとあるものかと思ってましたが、近づいてみると、非常ににぎやかな観光地。
こくこくと吹き出る水源周辺には、たくさんの人でいっぱい。
とても日差しが強い日でしたが、水源周辺の木々の木陰や、流れる水音で、とてもすごしやすい場所でした。
こういうところにいくと、癒されますね。



この日の目的地は、「別府」。その前に毎年寄っているのは、竹田の姫だるま工房さん。


ということで、竹田市を目指すべく、国道265号を走り出発。
そのまま国道57号に戻ると、遠回りになるので、途中から県道214号に入り、近道。
これがまたいい道で、車がほとんど行き来しない、緑豊かな道を駆け抜けることができました。


HTB 水曜どうでしょう」ファンなら、目にした光景ではないでしょうか。


原付西日本の旅で竹田に入り、姫だるま工房さんへの道に入るまえの有名な光景ですね。
2003年から毎年通わさせていただいているので、すでに地図やカーナビなくても、素でたどり着けるようになりましたが、
最初にこの風景を見たときは、感動したものです。


毎年工房の皆様には、ご迷惑をおかけして恐縮なのですが、あたたかく迎えていただき、ほんと感謝感謝です。
伺った日も、入れ替わり入れ替わり、どうでしょうファンがやってきて、非常に賑やかでしたね。



毎年長居はすまいと誓って行くものの、なぜか長居をさせていただき、今回も別府到着が遅くなりそうに。
その後は、国道57号と国道442号をひたすらノンストップで駆け抜け、18時半ごろ、別府駅前のホテルに到着。

実は、大分県佐伯市の郷土料理「ごまだしうどん」を頂こうと思っており、
なんでもJR駅構内のうどんやで食べれるということで、閉店時間もはやいだろうからと、はやく別府に到着する必要があったのです。

別府駅前のホテルに急いでチェックインをすませ、一同は、別府駅に。
ただ、はたから見ると、うどんやさんらしきものが見つからず、駅員さんに聞いてみると、うどん屋は存在しないという。

駅構内で食べれると情報を仕入れた某氏と、「おかしいですね、大分駅1番線ホームのうどん屋で食べれるという話があったのは、うそだったのでしょうか・・・。」と、話していると、
実は、今いるところは別府駅で、目的地は大分駅であったという事実を発見。
頭のなかでは、別府駅=大分駅になってしまってて、なにも疑いもせずに別府駅に向かった私と某氏は大バカですね。

時間はすでに19時を回っており、JRを使って移動しようという話にもなりましたが、インターネットで営業時間を調べると、閉店時間が19時なので、あきらめましょうということに。


で、食べたのは、大分名物の、「とり天」の定食。

これはこれで旨いのですが、うどんを食べれないのがご不満であったのもあって、とりあえず「麺」を食べようと、別府のもう1つの名物の冷麺を食べに「アリラン」さんに移動。


別府駅前から徒歩数分の場所にある焼肉屋さんなのですが、焼肉を注文せず申し訳ないとおもいつつ、冷麺のみを注文。
辛さを選んで、サイズは、中と大があったので、中。さずがにとり天たべたあとなので、大は無理ですね。

お味の程は、想像以上にアッサリ。でも、スープは味がしっかりしていて、ツルツルの麺は歯ごたえもよく、喉通りがとても良いのです。
冷麺といえば、焼肉屋さんというイメージですが、別府ではラーメン屋さんでも冷麺を出されているようで、ちょいと冷麺めぐりでもしてみたいですね。
別府冷麺の公式ホームページを発見したので、次回旅の参考にします。


そんか感じで2日目が終了。1日中バイクに乗った!という感じで疲れたのか、晩飯の後はすぐに就寝。
まぁ、3日目の朝が早いというのもありましたが。本日終了!




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ツーリング3日目。朝5時起床。そして6時出発。
本日の目的地は、四国。
そのため、フェリーに乗るのですが、去年つかった国道フェリーはかなり待たされたというのと、
今回は車組がいるので、果たして四国にわたれるか!と思っていたのですが、なんと数日前なのに予約が出来てしまったフェリー会社さんが、臼杵に。
別府からは1時間くらい南下する必要があり、7:40出航のフェリーに乗るために朝早い出発となったのです。
到着したのは、臼杵港。九四オレンジフェリーさんに予約をしていたのですが、珍しくバイクも予約可能ということ。


一番乗りで到着し、乗船を待ちます。

そして乗船となったわけですが、!!!!

!!!!!!!!



車両甲板から船内に上がるのに、エスカレーター!!!
こんな豪華なフェリー初めてです。
平成20年に建造された模様で、新しい船内はとても綺麗でした。


朝食を食べずにホテルと出発したので、船内で遅い朝食。
海を見ながら食べる朝食も良いですね。ただ、ゆれながら食べたので、ちょっと気持ち悪くなりましたが。

船は2時間ほどで、四国八幡浜に到着。


そこからは、三崎を目指し「佐田三崎メロディーライン」国道197号線を走ります。
とても天気がよく、左右に海を見渡せる道なので、バイクで走るととても気持ちが良いのです。

目指すは、四国最西端の「佐田岬」。


その佐田岬の端っこにある、「佐田岬灯台」まで行ってきました。
灯台周辺の木々は、非常に強風にさらされているということもあり、強風に吹かれた髪の毛みたいに、山の斜面に寝るように生えているのが面白いですね。
道中は離合が難しいくらい狭い道が続きますが、これまた断崖絶壁・絶景の続く道で気持ちよく走れます。


灯台散策に歩き回った後は、本日のメインイベント!


アワビ!サザエ!ハマグリ!伊勢海老!
海産物てんこ盛りのランチです。ここも毎年決まって訪れる「三崎漁師物語」さん。

九州大分側から漁獲されるアジやサバを「関アジ、関サバ」といいますが、四国側で漁獲されるものは、「岬(はな)アジ、岬サバ」といいまして、もちろんお刺身として登場。


白めし片手に、刺身を食べて、サザエを焼いて食べて、アワビをほお張って、幸せです。


さて、あとは帰路につくだけ。
松山道を通り、松山の観光港へ。そこからは、フェリーで広島へ。

今回は松山道で大渋滞に見舞われましたが、基本は、いかに渋滞を避けるか!がコンセプトのこの旅。
おおむね、渋滞が予想される箇所はフェリーで迂回して、なんとか快適に走れたのではないかなと思います。


自宅到着は、22時30分。広島を出発して、山口、九州、四国を走り、走行距離は678km。

今回もいい旅でした。