'08 KTM 690SupermotoR に最初に装備されていたタイヤ。(最終ロットではタイヤメーカーが変わった模様)
すんごくグリップしてくれて、コーナーが安心できるタイヤであるが反面、消しゴムのように削りとられていくこのタイヤは、案の定1年は利用を持続できなかった。
寒くなってきて、路面温度が上がらないここ最近、右左折時の立ち上がりで必ずといって良いほどスライドしてしまう始末。
そんなつるっつるになった状態のタイヤはどんなかというと、

こんな感じ。
かなり前から後継のタイヤをなににしようか迷いに迷っていたのだけど、この路面温度が低い時期に交換をするということで、グリップ重視で同じタイヤをチョイス。
するとα-10の後継である「α-11」が出ているということで、そいつをチョイス。
それがコレ。

ということで先日タイヤを注文したところ、週末直前にタイヤが入荷したということで、本日11月30日に交換の為、オレンジピットさんへお伺いしたという寸法。

交換作業をしていただいている間に、取り外したタイヤを触ってみると、
いやぁもう、ペラペラ。容易に変形してしまうほど、タイヤは薄くなってました。
店長さんと一緒に、「あぶないですねぇ」と苦笑い。
今回はタイヤの他にもいろいろと交換・調整なども行っていただきました。
[ラジエータキャップの交換]

先日より、「ラジエータ水漏れ」が発生していた対策として、ラジエータキャップの交換を行ってみた。
漏れが発生する状態としては、市内など低速走行や、比較的長い停止(信号待ちなど)を要求される状態において、水温計のメモリがMAXに近づいている際に停車したあと、よく水漏れが発生していたのだ。
ここ最近はそんな状態になる場所にSMRで行ってないということや気温が低くなったこともあり、あまり症状は出ていなかった。
とりあえずの対策としてオレンジピットさんにご提示頂いたのがこの方法。
これでしばらく様子見です。
[クラッチのリザーバータンクの溢れ]

リザーバータンクの上の方に隙間があったのに、気づけばなんか溢れて、タンクキャップから液がにじみ出ていたので、
ちょいとここも調整。
当初ピンク色だったこの液も最近はどす黒く濁っていて、そろそろ入れ替えを予定していたというのもあり、この際ということで液の入れ替え。
とりあえずまた上に隙間が見えるくらいまで液を入れて再度様子見。
うーん、いつ溢れてたのだろう。
そんな感じでちょこちょこメンテしていただきました。
交換後のタイヤは、

こんな感じ。
α-10と比べると、ちょっとパターンが変わりましたね。
で今回はお土産ぢゃないですが、お持ち帰り品を購入。

ちょっと前のオイル交換のときに並々にしてもらったリザーバータンクの冷却水も、今日店に到着した際には、1/3くらいまで減少してました。
とりあえずこれは、様子みながら継ぎ足ししたほうが良さそうということで、自宅キープ用にクーラント液を購入。一応KTMさん推奨品。必需品ですね。
そういえば店内には、09モデルは輸入されない、ある意味最後の690SMRが居ました。(買おうと思っている方、急いだ方がいいですよ。)
そこで、初期ロットと最終ロットの違いなどをチェック。すると、とりあえず次のような違いを発見。

タイヤがダンロップから、METZELERに。
スポンサードステッカーとはるなら、こっちの方がらしいというか、なんというかですがw
手で触った感触ではダンロップよりは硬そう。こっちの方が長持ちしそうです。
でもちょっとワイド感がなくタイヤの淵がダンロップに比べてトンガってないので、ちょっと迫力ダウンに感じました。

カウルの止め具がネジからプラスチックのピンに。
これは、初期ロットでよかったなぁと素直に思いました。ネジの方がカッコイイと感じるのは私だけ?
なんだかんだで朝9時頃からお昼までお邪魔させていただき、その後はおとなしく帰宅。
オレンジピットさんから広島方面に行くには、とりあえずオレンジピットさんから一時福山向けに走り、交差点でUターンが必要なのですが、
Uターンの立ち上がりでリアが滑って、こけそうになったのは内緒の方向で・・・。
これまでタイヤを替えてすぐは、「すべる」と理解しながらも滑ったことなかったので、侮ってました。
いやぁ、新品タイヤはすべる。
とりあえず体制を建て直し無事帰路へ。
まだ滑りやすいので恐々の運転でしたが、とりあえずのα-11の感想は、走ったあと、タイヤに引っ付いた小石は、前のタイヤと比べて、「少ない!?」ような気がします。
まぁそれでも、私の後ろについた車が、どんどん車間を開けていくのが判りましたがw
引っ付いた小石は後ろへと飛んでいくのです。
後続の方々、近づくと痛いかもしれませんよw