2008年4月11日金曜日

「軽」ACTIVE SAFETY の 終焉

2008年4月10日、富士重工からトヨタへのさらなる株式譲渡・協力関係強化に伴い、2011年、富士重工製軽自動車は終焉を迎える事を発表した。
スバル360から始まったスバルの「軽」。
富士重工による軽自動車の製造が終了となり、ダイハツの軽自動車をOEM供給を受ける形でラインアップとなるのだ。

富士重工の思惑によれば、これらの取り組みにより、富士重工は開発・生産の経営資源を、同社のコア技術およびその商品分野に集中し、現在取り組んでいる新中期経営計画の重点課題である「スバルらしさの追求」を徹底するとしているが、そのスバルらしさとはなんだったのだろうか。

良くも悪くもスバルの「軽」の技術は、昨今では当然のように利用されているCVTトランスミッションや、4WD技術。そして周りが3気筒エンジンばかりなのに、執着ともとれるほどの4気筒のクロバー4エンジンの採用などが代表的なものだろう。
実際私もスバルの軽の4WDシステムを気に入っており、次に乗る車も、「4WD」車を選択したいと思っている。

売れる車という点では、スバルの軽はそこに達してないだろう。
マニアックなスバルらしさはそこにあると思うのだけど。
売れるという点では、ムーブなどをはじめとするダイハツの軽のOEM供給は、まんざらハズレではないと思う。
OEM供給を受けて他社の車が自社のバッチをつけて走っているという姿は古くからマツダの軽で見てきた。
当初はあまり良い印象を受けなかったが、昨今の日産・スズキのOEM提携による日産の軽自動車ラインアップ及び販売戦略を見る限り、こういう売り方もあるのかという新鮮さを覚え、むしろスズキのMRワゴンよりも日産のモコの方が良く見てるという印象を受けたことがある。
スバルが消費者にあたえるOEM提携の印象は、スバルの売り方にかかっているといっても過言ではない。
そしてそれは、現場のディーラーマンの手腕にも大きく関わってくる。
ただ、ディーラーマンの悪い意味でのスバルらしさがそれを台無しにするのではないかと心配でならない。
経営改革とともに、現場の意識改革がかなり必要な状況に迫られていると1消費者の私でさえ感じさせる現状のスバルには、今回の提携強化を良いバネにして良い方向への飛躍を期待したいものである。



正直、現状のステラやR2にはヴィヴィオを超える魅力を感じていないのだけど、唯一惜しいのは、軽の製造を終えるということは、「サンバー」が消えるということ。
ある意味、ヴィヴィオに匹敵する魅力を感ずるw
赤帽サンバーや営農サンバーも消えるということですね。コレは。
サンバー好きにとっては、これほど惜しい事はない。

2 件のコメント:

たーし さんのコメント...

さみしいものですね。たーしもはじめて
自分で買った車はVIVIOでした。
それからいろいろ乗り継ぎ現在母と嫁の
車がR2でして二人とも気に入っている
ご様子。
母が次はダイハツか?と話しておりました。
非常に残念ですね。

一応細々とブログ始めてみました。
初心者丸出しですがよろしくお願いします。

匿名 さんのコメント...

たーしさん

あらあら、たーしさんもVIVIOですか。
さらに奇遇ですね。
「次はダイハツ」・・・そのとおりになるんですね。

納車・ブログ開始おめでとうございます。
楽しんでいきましょう。